韓国の7人組ガールズグループ「Say My Name(セイマイネーム)」は、2024年10月にデビューしたばかりの注目新人。
その独特なグループ名には、単なる呼び名以上の深い意味が込められています。
「名前を呼んで」というメッセージには、自分の存在を世界に示したいという強い意志や、他者とのつながりを求める想いが込められており、デビュー曲『WaveWay』や2nd EP『My Name Is…』など、楽曲やMVを通して一貫した世界観が丁寧に表現されています。
本記事では、グループ名の意味と公式コンセプトの解説はもちろんのこと、音楽やビジュアルに込められた“名前と存在証明”というメッセージの連続性にも着目しながら、Say My Nameというグループの魅力を深く掘り下げていきます。
Say My Nameとは?グループ名の意味と公式由来

Say My Name(セイマイネーム)というグループ名には、直訳として「私の名前を呼んで」という意味が込められています。
シンプルな言葉ながら、その背景には深いメッセージ性とコンセプトが存在します。
グループ名「Say My Name」の直訳と基本的な意味
「Say My Name」は、英語で「私の名前を言って」という意味のフレーズです。
この言葉には、自分を認識してもらいたい、存在を確認してほしいという思いが込められることが多く、ポップカルチャーの中でもアイデンティティや承認欲求の象徴として頻繁に用いられています。
グループ名にこの言葉を選んだこと自体が、メンバーたちがこれから名を得て、知られていく過程を象徴しているとも言えるでしょう。
公式が語る“Say My Name”の由来と背景

所属事務所iNKODE Entertainmentは、公式なコンセプトとして「名前を通して自分自身の存在を証明する」ことをグループの中心に据えていると発表しています。
Say My Nameは、まだ誰にも知られていない“無名”の状態から始まり、自分たちの名前を多くの人に届けたいという強い意志を持って活動をスタートさせました。
公式ロゴやティーザー映像では、“声”“波動”“名前”といったモチーフが繰り返し登場しており、グループ名が単なる言葉遊びではなく、アイデンティティの確立と強い結びつきがあることが分かります。
「名前」が象徴するもの|コンセプトの核にある“存在証明”
Say My Nameというグループ名の核心にあるのは、「名前=存在の証」という考え方です。
名前を呼ばれることは、その人の存在を認識し、確かにそこにいることを示す行為。
グループ全体がこの“存在証明”をテーマに活動している点が大きな特徴です。
なぜ“名前”がここまで重要なのか?
日常生活の中で、私たちは無意識のうちに「名前」によって人を識別し、呼びかけ、つながっています。
名前があるからこそ、自分は「誰か」として他者と関係を築くことができるのです。
Say My Nameは、そんな“名前”が持つ力に着目し、まだ知られていない新人グループとして、まずは「名前を知ってもらう」「名前を呼んでもらう」ことから始めようという明確なメッセージを発信しています。
“Say My Name”のコンセプト=名を呼ぶことで生まれるつながり
ファンに自分たちの名前を呼んでもらうことで、初めて存在が認められる――この考え方は、彼女たちのデビュー曲「WaveWay」の中にも反映されています。
波のように広がるメロディに乗せて、名前を響かせ、見つけてもらう。
そのプロセスは、彼女たちのこれからの成長物語の起点であり、すべての活動の出発点なのです。

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似たコンセプトのグループと比較|Say My Nameの独自性
K-POPには、“名前”や“存在の意味”をテーマにしたグループが少なくありません。
たとえばATEEZは「冒険」と「自分の名前を世界に刻む旅」をコンセプトにし、Stray Kidsは“社会に迷える若者たち”が自分たちの居場所を探す物語を描いています。
こうしたグループと比較したとき、Say My Nameの特異性は「“名前そのもの”にフォーカスしていること」にあります。
名前=存在の出発点という明確な焦点
他グループが“自我の確立”や“成長の過程”を表現するのに対し、Say My Nameはその前段階、「そもそも名前がなければ存在すら始まらない」という原点に立ち返ったアプローチをとっています。
これは、K-POP第5世代とも呼ばれる新時代のアイドルにおいて、“ゼロからの出発”を強調する非常に現代的なテーマと言えるでしょう。
ファンとの関係性でも個性が際立つ
また、Say My Nameは“ファンに名前を呼んでもらうことで初めて存在が認められる”というストーリーを共有しており、ファンの存在がグループの存在証明になるという点でもユニークです。
単にパフォーマンスを届ける存在ではなく、ファンと共に存在を築き上げる。
その姿勢は、多くのファンの共感を呼ぶ大きな魅力の一つになっています。
進化を遂げた2nd EP『MY NAME IS…』はこちらから

Say My Nameメンバーの名前に込められた意味と象徴
Say My Nameのメンバーたちの名前には、それぞれの個性やルーツ、そしてグループのコンセプトとも深く結びついた意味が込められています。
ここでは、メンバーの名前の由来や象徴性についてご紹介します。
HITOMI(ヒトミ)|包容力と美しさを兼ね備えたリーダー
・本名:本田仁美(ほんだ ひとみ)
・意味:「仁美」は“思いやりのある美しさ”を意味
・象徴:経験と包容力をもつリーダー的存在
MEI(メイ)|芽吹く未来を感じさせるダンサー
・本名:小野芽依(おの めい)
・意味:“芽吹く希望”や“未来への導き”を連想
・象徴:成長とエネルギーを象徴するメインダンサー
KANNY(カニー)|多文化の架け橋となる明るい存在
・本名:カンナパット・トーンプロム
・意味:タイ語で“強さと優雅さ”を意味することが多い
・象徴:グローバルな架け橋としての存在感
JUNHWI(ジュンフィ/ジュニ)|輝く才能をもつボーカル
・意味:「ジュン」は“優れた”、“フィ”は“輝き”
・象徴:感情を届ける透明感のある歌声が特徴
DOHEE(ドヒ)|希望の道を歩む癒しの存在
・意味:「ド」は“道”、“ヒ”は“希望”
・象徴:内面の強さと穏やかな雰囲気を併せ持つ
SOHA(ソハ)|小さな光のような優しい存在
・意味:「ソ」は“小さな”、“ハ”は“明るさ”や“夏”
・象徴:繊細でビジュアル面でも注目される存在
SEUNGJOO(スンジュ)|エネルギーを生み出す柱
・意味:「スン」は“勝利”、“ジュ”は“柱”
・象徴:力強い存在感でグループを引っ張るエネルギー源
ファンの間で話題の解釈や裏話|“名前”に込められた深読み
Say My Nameというグループ名については、ファンのあいだでもさまざまな「解釈」や「裏話」が飛び交っています。
ただの名前ではなく、“呼びかけ”であり“確認”であり、自己と他者のつながりを象徴する言葉として受け止められているのが印象的です。
「Say My Name」=“存在を問うメッセージ”
ファンの中で最も多い解釈は、「Say My Name」が“私はここにいるよ、気づいてほしい”という存在証明の言葉として捉えられていること。
特にデビュー当初のティーザー映像や歌詞には、「名前を呼ぶ=関係が始まる」というニュアンスが込められており、ファンとの絆の始まりを象徴しているとも言われています。
名前にまつわるエピソードも話題に
さらに、メンバーそれぞれの名前やステージネームにも意味が込められており、個々の“名前”がパフォーマンスや自己紹介の中で際立って使われる点にも注目が集まっています。
たとえば、デビュー時の自己紹介で一人ずつ「Say my name!(私の名前を呼んで)」と語りかけるシーンが印象的だったという声も多く、そこからグループ名と個人名が自然に結びつくような演出になっています。
SNSでは“あなたの名前は?”という問いも
SNS上では、「あなたの名前を呼んでもらえたら幸せ」や「推しに自分の名前を認識してもらいたい」といった声もあり、名前が“推し活”の原動力にもなっていることが見て取れます。
単なるファンネームではなく、“呼びかけ合える関係”を築くことこそがSay My Nameの魅力と感じている方が多いようです。
まとめ|グループ名が表す世界観
Say My Nameというグループ名は、単なるキャッチーなフレーズではなく、「名前」=「存在証明」そのものを意味する深いメッセージが込められています。
グループとしての活動を通じて、「名前を呼ばれることの喜び」「誰かに認識されることの尊さ」が何度も描かれており、それはメンバーの自己表現であり、ファンとのつながりでもあります。
また、デビュー当初から一貫して、“私たちを覚えてほしい”“あなたの心に名前を残したい”という想いが込められており、その姿勢は楽曲やパフォーマンスの中にも色濃く反映されています。
ファンとの関係性にも、「Say My Name」という言葉がまるで合言葉のように機能しており、互いの存在を認め合う、温かくも力強いグループの世界観を築き上げています。
今後の活動の中でも、“名前”をキーワードに、さらに多くの人の記憶に残る存在になっていくことでしょう。
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